最終更新日
2002/12/18
.
よくある質問と回答
Q1
Bluetoothのロゴ認証ではどんな事をするのですか?
Q2
Bluetoothのロゴ認証はなぜ必要なのですか?
Q3
ロゴ認証申請・登録は製品型番ごとに必要と聞きましたが、本当ですか?
Q4
ロゴ認証取得にはどのくらいの期間が必要ですか?
Q5
Bluetoothテストの自己立証制度とはどういうことですか?
Q6
TELEC,JATEの型式認証の取得にはどのくらいの期間が必要でしょうか?
Q7
Bluetooth製品はTELECの申請も必要ですか?
Q8
Bluetooth製品はJATE認定対象でしょうか?
Q9
ロゴ認証取得にはどのくらいの費用が必要ですか?
Q10
問い合わせ、見積依頼の方法は?
→ Top Page
Bluetoothのロゴ認証ではどんな事をするのですか?
ロゴ認証規定に適合しているかどうか
Bluetooth Test Specificationに基づき、テストを実施し確認・判定します。一般にはテスト依頼からロゴ認証合格判定までの全体を指して使用しています。まずBluetooth搭載製品を市場に出荷しようとするメーカが設計・開発・評価を終了したら、BQTF(公認テストサイト) に製品とロゴ認証規定に記載されている書類を添えてテスト依頼します。BQTFは申請書類の内容に従って、Bluetooth用性能測定システムとテストデータを用いてテスト項目毎にOKかNGかの結果を出し、申請者へ返却します。全項目OKとなったテストレポートをCompliance Folder(適合性宣言ファイル)に一まとめにして、BQB(公認判定者)にロゴ認証判定を依頼します。BQBはCompliance Folderの内容をチェックし、対象製品の仕様をテスト項目がカバーしているかどうか確認します。内容に問題が無ければWebサイトのQualification Product List(QPL)に登録され、ロゴ認証判定依頼者にListing Notice(登録通知)を送付してロゴ認証合格判定を通知します。
Bluetoothのロゴ認証はなぜ必要なのですか?
Bluetooth Qualification Program(通称:ロゴ認証規定)では世界中の企業で開発される製品の相互接続性を確保するため、公認テストサイト(BQTF)でテストし、公認判定者(BQB)で判定することが、規定されています。Bluetooth製品を出荷しようとするメーカは、会社毎、製品毎、型番毎に、Bluetoothのロゴ認証を受け「Bluetoothロゴマーク」を付けて製品に表示しなければなりません。
ロゴ認証申請・登録は製品型番ごとに必要と聞きましたが、本当ですか?
基本的には製品型番が異なれば、それぞれ別個にロゴ認証取得が必要です。ただし、
Bluetooth関連機能の実装手段が全く同じ「ファミリー機種」の場合、それらを一括したロゴ認証取得も可能です。例えばノートパソコンの液晶表示部がSTNとTFTの違いがある、あるいはハードディスクの容量が異なるなど、Bluetooth関連機能の実装手段が全く同じで、その他のBluetoothの機能に影響ない範囲のみが異なる製品群が該当します。 またOEM製品は販売者のブランドと製品型番がつけられて市場に流通しますので、同一製造者で中身が同じ物であっても、OEM先毎にその製品型番で個別の申請が必要です。ただし、既にロゴ登録された製品と全く同一設計の機器を、別のOEM販売者が申請する場合には供給者からTest Reportを入手することによってテストの免除を受けることができます。 なお、製品製造者がTest Report開示を渋るケースが見受けられますので、購入契約時点で必ず約束を取り付け、可能な限り契約書などで明文化しておいてください。
ロゴ認証取得にはどのくらいの期間が必要ですか?
ロゴ認証にどれくらい時間がかかるかというご質問はよく受けるのです が、一概に答えられないものです。よく似た例として、自動車学校で運 転免許を取るまでにどのくらい日数がかかるかを考えてみてください。 自動車免許でも免許の種類とすでに所有している免許(ロゴ認証なら製品に搭載されているロゴ認証済みコンポーネント)が何かによって基本コースそのものが違います。さらには基本コースで一発合格できなければ追加教習・試験が発生します。このため免許取得までの日数がその人ごとに異なった結果となります。
Bluetoothロゴ認証もまったく同じ状況で、その製品のBluetoothに関連する仕様を提示していただき、必要なテスト項目を特定してやっと「基本コースの日数」が見積もれます。しかしその見積もりは一発合格の日数・時間ですから実際には不合格項目のリカバリーのための追加的な期間・費用が発生します。結果的に製品の完成度によって異なった結果となります。またテスト開始時期にテスト期間の空きがあるかどうかによって「待ち時間」も加味しなければなりません。 参考のため目安を示しますと、機材を搬入いただいてからBluetoothロゴ認証判定まで若干の修正・再テストを含めて2ヶ月ー3ヶ月といった期間が必要です。もちろんすべてがテストの実動時間ではなく、修正のための時間と再テストの待ち時間も含まれた一般的な値です。依頼製品の完成度によって「若干の修正で済まない場合」には期間はもっと必要となります。3ヶ月は決して弊社が保証した期間ではないことをご理解願います。
Bluetoothテストの自己立証制度とはどういうことですか?
BQTF(認定されたテストサイト)によるテストレポートが必須のテスト項目は徐々に規定されつつあり、そうでないテスト項目に関するBluetoothロゴ認証は、申請者がその責任において自己立証を行うという形で運用されています。自己立証とは、Bluetoothテスト仕様書に基づく試験を定められた項目毎に実施し、Bluetooth仕様を満足することを自分で試験し試験報告としてまとめ、BQBの判定を得る方法で、ロゴ認証暫定運用での試験方法のことです。現在世界のテストサイトで行われている必須項目ではないBluetooth認証試験は、お客様に代わって自己立証試験を行う「自己立証代行」です。
TELEC,JATEの型式認証の取得にはどのくらいの期間が必要でしょうか?
過去の実績から一般論としてお答えします。対象製品の生産量によって技術基準適合証明(技適)と型式認定証明(認証)があります。一方
JATEは書類審査のみです。TELECでは、技適はテスト順番待ち時間を含めて概ね6週間以内、認証は技適を済ませた後3週間程度となっています。ともに試験そのものは測定器とのインタフェースがとれ、テスト機器のテストモード設定がスムースに進めば1件15分程度です。JATEは申請から書類に不備がなければ概ね3週間以内です。進め方ついてはTELEC,JATEに個別に打合せし、相談を受けることができます。普通の場合にはBluetoothロゴテストと並行して、申請工程・試験工程を組むことができます。ただし、JATEで分割申請を希望する場合には、Bluetoothロゴ認証を先に行い、ロゴ登録後にBluetooth Qualification ConfirmationをBQBに発行してもらって申請書に添付しなければなりません。
Bluetooth製品はTELECの申請も必要ですか?
Bluetooth製品は電波を発射する無線装置であり、日本では「2.4GHz帯高度化小電力データ通信システム」に該当します。このため電波法の規定によって所定の技術基準を満足することを確認するためのテストに合格する必要があります。このテストは総務省の外郭団体であるTELEC(財団法人テレコムエンジニアリングセンター)で行なわれ、合格すると技術適合証明や型式認証が交付されます。さらに製品にも所定の表示をしなければなりません。
Bluetooth製品はJATE認定対象でしょうか?
一般加入電話回線等の電気通信回線端末およびその対向機器に
Bluetoothを搭載した場合には電気通信事業法に基く適合認定を受けなければなりません。電気通信事業法に基く認定はJATE(財団法人電気通信端末審査協会)で行なわれ、製品に所定の表示をしなければなりません。
ロゴ認証取得にはどのくらいの費用が必要ですか?
ロゴ認証にどれくらい費用がかかるかというご質問はよく受けるのです が、一概に答えられないものです。よく似た例として、自動車学校で運転免許を取るまでにどのくらい費用がかかるかを考えてみてください。 自動車免許でも免許の種類とすでに所有している免許(ロゴ認証なら 製品に搭載されているロゴ認証済みコンポーネント)が何かによって基本 コースそのものが違います。さらには基本コースで一発合格できなければ 追加教習・試験が発生します。このため免許取得までの日数はその人ごとに異なった結果となります。
Bluetoothロゴ認証もまったく同じ状況で、その製品のBluetoothに関連する仕様 を提示していただき、必要なテスト項目を特定してやっと基本コースの日数 ・費用が見積もれます。しかしその見積もりは一発合格の日数・時間ですから実際に は不合格項目のリカバリーのための追加的な期間・費用が発生します。結果的に製品 の完成度によって異なった結果となります。従って一律に価格表を提示できるものではなく、正確を期すために打合せを持たせていただきます。その内容に基づいて1週間以内に見積書を提示致します。
問い合わせ、見積依頼の方法は?
電話
(03-5807-3921)、FAX(03-5807-3922)もしくは
お問い合わせ
のいずれかの方法で、御社名、部門、ご担当者名、ご用件を記入のうえ送信してください。3営業日以内に回答をお送りいたします。。見積のご依頼の場合には正確を期すために打合せを持たせていただき、そのうえで見積書を提示させていただきます。なお、当社では打合せの段階から秘密保持契約締結後と同等の機密管理体制で対処致しております。
▲Top Page▲
Copyright(c) BTQ Corporation, 2001-2007, All Rights Reserved.